稲坂グループは株式会社稲坂歯車製作所、稲坂油圧機器株式会社の2つの会社から構成され、グループの力で顧客の要望に応えうる一貫生産を実現しています。
稲坂グループは1949年の創業以来「豊な明日へ挑戦」「品質は我社の命」「共に助合分合心」の社訓のもと、おかげさまで60余年着実に成長してまいりました。
また製造業に対する逆風の六重苦(円高、高い法人税率、自由貿易協定、労働規制、環境規制、電力不足)から、新興国に生産地を移す企業が多い中で、「発展の礎を築いた創業の地でモノつくりをする」ことにこだわる企業として当地域での工業立地、製造、人材活用に力を入れてまいりました。
「作れば売れる良き時代」の成功体験から抜け出せず、「先輩諸氏が残してくれた有形、無形の財産」への甘えから、時として流されて仕事をしていることがあります。しかし、当社では「稲坂の常識は世間の非常識」といつも疑い、カイゼン改良していく勇気を持った社員の育成に努力しています。またカイゼン改良を起こすには、机上の考えだけではなく、生産現場で加工に詳しい人達を巻き込んでいかなければなりません。この巻き込む力を社員一人一人が身に着けるようにしています。
その達成のために、環境整備とともに外部への社員派遣研修、外部講師の力を借りての社内教育、実習、実地訓練などを徹底し、お客様の信頼を獲得し、お客様のニーズに合った商品を送り出し、企業の永続的な発展に努めたいと考えています。
お客様は「日々カイゼンし、安定した品質のモノを、決めた日時に納入する」愚直な姿をみて、稲坂グループに発注していただけると私は信じています。
1949年 | 7月 | 稲坂鉄工所創業 |
1958年 | 3月1日 | (株)稲坂歯車製作所設立 |
1971年 | 9月 | 歯研 量産開始 |
1972年 | 1月 | Y:油圧部門 稲坂油圧機器株式会社として分離独立 |
7月 | Y:稲坂油圧機器(株)本社工場稼働 | |
12月 | 精密鍛造 量産開始 | |
1974年 | 6月 | 加美工場 ブランク工場として稼働 |
1977年 | 7月 | 南工場 ポンプ工場として稼働 |
1979年 | 9月 | 本社工場 浸炭焼入処理 量産開始 |
1981年 | 10月 | 加西工場 トランスミッション工場として稼働 |
1994年 | 6月 | 袋井工場 稼働 |
1997年 | 2月 | キットカーン社(合弁会社)タイ国に設立 |
10月 | Y:ISO9001 初回登録 稲坂油圧機器㈱ | |
1998年 | 8月 | Y:東工場 部品加工工場として稼働 |
1999年 | 12月 | ISO9001 初回登録 ㈱稲坂歯車製作所 |
2003年 | 12月 | ISO14001 初回登録 ㈱稲坂歯車製作所 |
12月 | Y:東工場第二工場 稼働 | |
12月 | 加美工場閉鎖 東工場にブランク加工機移転 | |
2005年 | 8月 | Y:東工場 真空浸炭焼入ライン稼働 |
2006年 | 1月 | P:精密鍛造部門 株式会社稲坂プレス工業として分離独立 |
P:繁昌工場完成 精密鍛造ライン本社工場より移転 | ||
12月 | 本社工場に歯車ブランク加工機集約 | |
2008年 | 6月 | Y:滝野工場 部品加工工場として稼働 |
12月 | タイ国での合弁事業からの撤退 | |
2013年 | 2月 | Y:滝野第二工場 部品~組立一気通貫工場として稼働 |
2024年 | 2月 | ㈱稲坂歯車製作所が㈱稲坂プレス工業を吸収合併 |
※Y:は稲坂油圧機器(株) P:は㈱稲坂プレス工業の沿革です。 |
株式会社稲坂歯車製作所
商号 | 株式会社稲坂歯車製作所 |
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創業/設立 | 1949年7月 / 1958年3月1日 |
資本金 | 4050万円 |
代表取締役 社長 |
稲坂 利文 |
本社住所 連絡先 |
兵庫県加東市高岡681 本社(TEL) 0795-48-2450 / (FAX) 0795-48-4390 本社工場 南工場 加西工場 繁昌工場 |
主要取引先 | 川崎重工業株式会社、株式会社エフ・シー・シー 株式会社神崎高級工機製作所、スズキ株式会社 |
取引銀行 | 三井住友銀行西脇支店、りそな銀行姫路支店、みなと銀行小野支店 |
主要製品 | オートバイ・農機用など各種歯車一貫加工(精密鍛造・切削・熱処理・研削・組立)、トランスミッション、油圧ユニット、ギアポンプ |